首里城が炎上している
今朝のニュース。
「首里城が火災で炎上」
悲しい。
前職が平日休みだったため、ある時期から、頻繁に国内一人旅をしている。
その始まりは、沖縄だ。
旅先で現地の方と話したりする機会も多いので、寂しさはそこまでない。
それよりも溢れる好奇心と、旅をやり遂げる達成感にハマったのだ。
ゆいレールに乗って行くんだよね。
沖縄の空の色、いつもと違う独特の色彩の景色。
バスを待っている時、地元のおばあちゃんが話しかけてくれた。
首里城は、期待以上に素晴らしい場所だった。
那覇の象徴というイメージ。
那覇のホテルに向かう時、間違えた路線のバスに乗ってしまったら、運転手のお兄さんがオマケしてくれた。
乗客のおばさまが「良かったね」とアイコンタクトをしてくれた。
「沖縄の人って、優しい!他県に上京とかした時に、沖縄と比べて『冷たい人達だ』と思っちゃうんじゃないか」と、気にしたくらいに感動した。
その後も、慶良間諸島をシュノーケリングしたり、そこで知り合ったお客さん(年上の一人旅女性)と意気投合して翌日は読谷村エリアを一緒に観光したり。
超個性的な格安旅館や、初めてのゲストハウス。
南部エリアの観光は、海が綺麗で車の運転も気持ちよく、斎場御嶽はかつてないくらい神様が存在するような雰囲気だった。
その旅が、最高過ぎて、私の一人旅への気持ちは過熱。
旅に出ると、地図で見た場所ではなく、大切な思い出の場所になる。
旅のフォトブックはハイペースで増えていった。
災害などで、昔からあるものが、傷ついたり形を変えたりしている。
ずっと同じでいて欲しいけど、あるきっかけで変わってしまう時がある。
沖縄の方々は、本当に悲しいと思う。
再建するのか、まだまだわからないけど、、、
炎よ、鎮まってくれ。